これぞ最高級のおもてなし【リッツ・カールトン京都】宿泊記レビュー

一度は行ってみたいと憧れの方も多いのではないでしょうか。

私もその一人だったのですが期待を裏切らない素晴らしいホテルでした。

フォーブストラベルガイドで3年連続で5つ星を獲得しているリッツカールトン京都。

色々な方のTwitterやブログなどを拝見していてもかなり評判がよくて私自身も非常に楽しみにしていました。

実際に訪れてみると「えぇ〜〜〜すごい」と言葉が自然に出てくるそんな素晴らしい体験が満載の場所で、また行きたいなと思えるラグジュアリーホテルです。

マリオットや様々な高級ホテルに宿泊してきましたがその中でも群を抜いて驚きの連続でしたので是非最後までご覧ください!

朝食・アップグレード・夕食・ピエールエルメその全てに大満足。

佇まい

電車でも行くことができますが、京都駅からタクシーだと15分ほどで5000円ほどでした。(混雑状況による)

鴨川沿いに堂々とあるのがリッツカールトン。

しかし大きなロゴなどもないので、意識しないと気づかないかもしれません。

入り口にひっそりとロゴがあり角度によってはホテルだと思えないような佇まい。

低層階でありながらしっかりと格式高い感じが伝わりますね。

入り口

中に入っていくと、ガラリと雰囲気が変わります。

ラグジュアリーな和テイストに!!

リッツカールトンの自転車のオブジェも目立っていました。

鴨川を意識したエントランスとだけあって時間の流れがゆったりとしてきます。

夜は夜で時が止まったような景色に。静けさの中で水の音だけ聞くと怖さを感じるほど美しいです。

同じ場所とは思えないほど顔が変わるのでぜひ夜もお散歩してみてください。

この日は年末でしたので入り口も華やかになっていました。

全てがアート

お部屋に入らなくとも【美】が溢れています。

格子を施したエントランス。

真っ白で純白の花嫁のような琵琶。ホテル内に飾られているアートは源氏物語をイメージしたものだそうです。

真っ黒の壁に映えるように置かれた盆栽。

左右空間が対称になっている階段はつい写真に収めたくなります。

ライトまでなんだか格式高く思えてしまうから不思議。

チェックイン

通常であればロビーまたはお部屋でのチェックインが可能なのですが、私が訪れたのは年末でしたので大混雑。

ロビーでチェックインすると、バーに案内されました。

そちらでお茶とお菓子をいただきながらチェックイン待ちです。

お菓子は八橋をいただきました。

年末ですとかなり混み合っているようでしたのでアーリーチェックイン・レイトチェックアウトは叶わず

「15時チェックイン、12時チェックアウト」のようでした。

もっと早くチェックインしたいというマリオットのアンバサダーの方は事前に伝えておく必要がありそうで、チタン以下の方は15時を目掛けて行くのが年末に限ってはオススメです。

また、チェックインの際人手が足りなくて少し待たされるということがありましたので、少しでも早くチェックインしたいという方ですと14時ごろなど少し早めに手続きに行くと部屋が出来次第すぐに入れそうです。

お部屋

アップグレードに関しましては状況次第かと思いますが、

マリオットのチタン会員として且つ100泊目の記念として訪れましたのでご参考に。

リッツカールトン京都のお部屋は全134部屋でスイートは17部屋。

年末にデラックスルーム(シティビュー)という一番下のお部屋を予約しました。

お値段なんと13万円。笑

せっかくなのでリッツカールトンで締めたいという思いもあり大奮発。

年末は混み合っていて最悪アップグレードもないかなぁと思っていたのですが・・・

な、な、なんと!!!

コーナースイートKITAにアップグレード。

前日からアプリにアップグレードの表示はあったのですが、期待せずにいると本当にアップグレードされちゃいました。

コーナースイートKITA

お部屋に入ると、100日を記念しての風船などが置かれていてびっくり。

そしてお部屋から見える景色はまるで絵画の世界です。

夜になると昼間とはまた違った世界を覗くことができました。

スイートなのでお部屋はこれだけではなく、隣に行くとこれまた広いベットルームが。

左右対称になっていてかなり美しいものとなっていました。

また、掛け布団はかなり薄いものであるにもかかわらず温度がちょうどに保つことができていてびっくりです。

スピーカーまで可愛い。

クローゼットの中で住めそうなくらい広く近づくと勝手に明かりがついてくれるようになっていました。

中には浴衣が入っており、無地でシンプルで可愛いデザイン。

さらに奥に向かうとお風呂と化粧台などが。

美しさとその洗練された空間には驚きの連続。

化粧台も大きめの作りとなっていてここで化粧するとテンション上がること間違いなし。

スイートルームでしたのでお手洗いがなんと二つもあり、トイレの大渋滞が起こらないことにも嬉しさ倍増。

トイレの電話線がない作りはびっくりですし、そしてこんなにトイレが落ちつく空間だと思ったのは初めてかもしれません。

またタオル、バスローブ、スリッパは今治産になっていてずっと顔を埋めていたくなるくらいふわふわ。

バスタオルは洗面台の下に置いてあったのですがなんたる空間使用の贅沢さ・・・。

ウェルカム特典

ウェルカム特典もついていて、

ピエールエルメのマカロンとフルーツの盛り合わせがお部屋に置かれています。

年末で忙しかったようで置き忘れられていたのですが、電話したらすぐに届けてくれましたので、なかったらちゃんと電話することを勧めます。

マカロンは女の子に非常に人気なピエールエルメから。

5つほどいただけるのですが、もしチェックアウトまでに食べ切ることができなかったらフロントに電話することでお持ち帰り用の立派な箱をいただくことができました。

100泊記念にメッセージも嬉しいですよね。

ミニバー

ミニバーもお部屋に馴染むようにおしゃれな感じでした。

お水が4本ほどと急須などが置いてあります。

お水はフロントに伝えると何本でも持ってきてくれるのでたくさん飲んでも大丈夫。

ミニバーには有料のお水、ジュース、お酒などが入っているのですが、さすがスイートルームというだけあって中に入っているものも桁違いにすごかった・・・一本1500円くらいしますからね。笑

他にお酒を除いてみるとOvusが。

超高級酒がこんなところに!!

食器類も高級感漂います。

シャンパングラスも素敵。

チェイサーも輝いておりました。

ポットなどにすでにお水が入っていてすぐ飲めるようになっていたのは流石のホスピタリティ。

お風呂

桜の模様が描かれていて日本人だけでなく海外の人にも人気なんだろうなぁと思いました。

洗う場所がすのこというのも日本人でよかったなぁと考えさせられる空間です。

かなり広々としていて、特別な日にはぴったりの時間を過ごせるだけでなくなんと、お風呂からテレビも見ることができました。

音量は洗面台だけで調整できるのでベットルームと連動ではなくこれまた便利。

お風呂場には枕があるだけでなく、バスソルトも置いてありました。

香り高く細かい粒が体の細部まで癒してくれる感じがします。

アメニティ

リッツカールトン京都のアメニティは英国御用達のブランドAspreyです。

こちらはリッツカールトン日光にもあり、高級感を味わいたい時にぴったりな香り。

桜が描かれたアメニティボックスを発見!

歯磨きやヘアブラシ、中には裁縫セットなど色々なものが入っています。

また、先ほどお風呂に入れたバスソルト、そしてお部屋に置かれている石鹸は京都の石鹸専門店「京都しゃぼんや」のもので、石鹸には金箔が入っていてかなり豪華。

夕食

リッツカールトン京都には4つのお店が入っています。

年末年始やクリスマスなど大きなイベントが重なっていると全く空きがない状態ですので早めに予約しておくことがオススメ!

私もそんな状況だと思いませんでしたので予約を取ることができずお部屋でいただくことにしました。

●ラ・ロカンダ

天麩羅 水暉

●ロビーラウンジ

●バー

があり、中でも天麩羅 水暉はミシュラン1つ星を獲得したとのこともあってぜひ違う機会に訪れてみたいなと思っています。

予約が取れないのであれば仕方ないので、今回はお部屋でフルコースをいただくことにしました。

2万円ほどのコースで和食とイタリアン両方を楽しむことができます。

和前菜とお肉料理などをいただけました。

一つ一つはしっかりした作りだったものの、コースにしては物足りなさを感じます。

魚のタルタルなどは本格的。

お肉の上にはしっかりとトリュフを自分でかけていくスタイルでした。

天ぷらをいただいてみたかったので、和食が前菜のみなのが残念でしたがまたいつかリベンジしたいですね。

また、海鮮丼のセットもいまひとつで、実際にレストランに行きお寿司を食べてみたいなと思っています。

お値段の割に・・・なのでぜひレストランが良きかなと思いました。

朝食が華やか

リッツカールトン京都は和食もしくは洋食を選択できます。

マリオット会員ですと、プラチナ以上が無料となっていてリッツカールトンでは珍しい形。

別料金ですと一人4500円にサービス、税金。

また、チタン会員以上ですとインルームにするのも無料で、チタンでなければ別料金2000円がかかってくるようです。

今回は両方いただきたかったので、お部屋で食べることにしました。

もし、家族で訪れたりお部屋で食べる追加料金が悩ましい・・・という方は和食にしてピエールエルメのパンをロビー横で購入するのがいいのではないかなと思います。

【和食】

かなり手が込んだ作りになっていて、朝からボリューム満点のものをいただくことができました。

朝から鯛のお刺身をいただけるのは幸せ・・・。

そしてこのお豆腐はもちもちで絶品でした。

【洋食】

リッツカールトン京都が話題にもなっている理由としてはピエールエルメのクロワッサンを食べることができること!!

私もこれが最大の楽しみでした。笑

卵料理はエッグベネディクトや目玉焼きから選択制。

Twitterなどからフレンチトーストを頼めること、卵料理はいくらでも選択できることを拝見していたのですが

卵料理はお部屋だと1つまでで、フレンチトーストはお部屋のメニューにはなかったので注意が必要です。

フレンチトーストも頼むことができるようですが、クロワッサンが甘いので・・・とフロントの方に言われたので頼むのをやめました。笑

2つ以上にする場合は別料金がかかるとのことと、クロワッサンなどがボリューミーなのでそこまでしなくていいかなと思い、今回はエッグベネディクトのみに。

美しいお盆が目にひきますし、サラダも色鮮やか。

エッグベネディクトのパンの部分がふわもちで意外と美味しくて感動です。

そしてお待ちかねクロワッサンは3つ好きなものを選ぶことができ、私は普通のクロワッサン、チョコデニッシュ、そして話題のイスパハンに。

クロワッサンもデニッシュもパリパリで美味しかったのですが、感動したのはイスパハン。

この世にこんな美味しいクロワッサンがあるのか・・・と驚きでした。

サクサクなのに中にベリーが入っているんです。

衝撃的な美味しさなので、クロワッサン好きはぜひ。

そして和食でも洋食でもオレンジジュースが付いてくるのですがこのジュースがつぶつぶ感満載で美味しいのでオススメです。

ショップ

ロビー横にはピエールエルメのショップが入っています。

私はこちらでケーキを購入しましたが、クロワッサンも販売されているのでお土産に買って行くのもいいかもしれません。

3つほど買ったのですがチョコレート好きの私が一番感動したのがこちらのケーキ。

京都産のいちごを使っていて、いちごがスポンジの甘さに勝つくらい甘くて驚きました。

1200円という驚きの価格でしたのでそれもそのはずですね。笑

この日ばかりは初めてチョコレートケーキに苺のケーキが買った日でした。

スパ・フィットネス

宿泊者であれば無料で使うことができますが、プールのみ混雑時は予約制のようでした。

プールは水着、キャップを無料で貸してもらうことができます。

行くまでの道もとても厳かな感じ。

落ち着いた雰囲気の中泳ぐことができますので、食べすぎた分はここで消化するのがいいかと思います。

全長20メートル、水深が1.1メートルほどなので小さなお子さんにはちょっときついかなという感じでした。

バカンスにありそうな椅子もあるのでここにいるだけでも楽しいですよ。

朝早く7時ごろでしたら空いていて最高で、お水やおしぼりまで置いてありましたので、手ぶらで行けるのが嬉しい。

トレーニングジムの機械も結構な数がありました。

また、驚いたのが飲み物の種類。

炭酸水が置いてあるところは見たことがあるのですがポカリスエットやアクエリアスを発見。

さらにはプロテインバーまでありました。

この辺はさすがリッツカールトンとしか言いようがありません。

まとめ

お料理お部屋ともに洗練された最高の時間を過ごせること間違いなし。

ただし、世間のイベントごとが重なる時は通常のサービスより落ちるので避けるとよりいい時間になるかと思います。

また朝食はピエールエルメのイスパハンをぜひ!!

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